国の文化審議会は、村松高校の旧県立工業高校時代からの正門(写真)を登録有形文化財にするように12月7日、文部科学相に答申しました。12月8日新潟日報によれば、「近く答申通りに告示する」ということでした。
 また12月12日新潟日報では正門のカラー写真とともに記事が掲載されました。
 
 登録有形文化財(とうろくゆうけいぶんかざい)は、1996年の文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に記載された有形文化財のことです。登録対象は当初は建造物に限られていましたが、2004年の文化財保護法改正により、建造物以外の有形文化財も、登録対象となっています。登録物件は近代(明治以降)に建造・製作されたものが主なものですが、江戸時代のものも登録対象になっています。
こちらが左側の正門です。

この正門の建設年は明治35〜36年とされ、各門柱の煉瓦の組積法が大きい方の2本はイギリス積み、小さい方の1本はフランス積みになっており、積み方が異なる点が注目に値するそうです。

手前がイギリス積みで奥がフランス積み。
こちらが右側の正門です。

こちらには、学校名が書かれたプレートが貼り付けられ、歴史を感じさせます。
 100年以上の風雪に耐えた門柱を前に、インタビュー当時の学校長であった小島氏は「作った技術者を知るよしもないが、異文化を積極的に取り入れる明治の気風が表れているのではないか」と感慨深げに日報記者に語っています。

登録有形文化財 村松高校正門について